
乳房の痛みにはいろいろ原因があります。乳腺炎や乳腺膿瘍は乳房の発赤伴ったり、発熱を伴う脈打つような強い痛みであることがあります。乳腺炎は授乳期だけでなく増加しています。授乳期の乳房の乳腺炎痛みは乳汁の滞りが原因で早期に診断できればマッサージなどで改善します。しかし、非授乳期の乳腺炎は乳腺膿瘍となってから受診されることも多いため、切開排膿まで必要なこともあります。乳腺膿瘍は何度も再発することが多く厄介な病気ですので早期治療が大切です。
乳房のしこりがあった場合はマンモグラフィー、エコーを行います。腫瘍には良性と悪性があり、悪性(癌)が疑われた場合は、組織を取って確定診断が必要となります。当院ではこれまで行われていたコアニードルバイオプシー(CNB)に代わりマンモトーム生検を行っております。マンモトームはCNBより痛みも少なく、より安全で、採取できる組織量も多く、診断価値に優れています。摘出した組織は大阪鉄道病院病理診断部に提出して、免疫染色を含む高度な病理検査を行います。免疫染色診断を行うことでより確実な診断がられます。
乳癌と診断されると、その性質に合わせて治療が開始されます。手術は緊密に連携している大阪鉄道病院に入院して受けていただきますが、他院に紹介を希望された場合はご希望に沿って対応致します。
乳癌術後は、乳癌特有のホルモン療法や化学療法、分子標的療法などを行います。当院では、ホルモン療法や化学療法、分子標的療法などをガイドラインに沿って治療を受けていただきます。化学療法は午前診になりますが、ホルモン療法であれば夜診でも受けられます。また、仕事を休まずに治療が受けられると、土曜日の化学療法を選択される方もおられます。
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マンモグラフィ撮影装置 キャノンメディカルシステムズ社製 Pe・ru・ru マンモグラフィでなくては石灰化を評価できません。乳がんの早期発見と確実な診断のためにはマンモグラフィの撮影は必須です。当院のマンモグラフィー撮影機器は高性能なフルデジタルのマンモグラフィです。直接変換方式のフラットパネルデテクタを用いるため、低被ばく線量と、高画質を実現しております。 |
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超音波(エコー)検査機器 キャノンメディカルシステムズ社製 apllio a 高性能の超音波診断装置で10Mと12Mの2種類のプロ―べを使用し繊細で高画質の画像が見られます。また、カラードプラー画像は血流を見ることができますので、腫瘤の良悪性の判別に非常に有効です。 |
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外来化学療法室 関西のクリニックでは初の外来化学療法室です。 |
骨折が疑われる場合は整形外科に受診をおすすめしております。一般の外傷について、縫合処置などは当院で対応可能です。
大阪鉄道病院在任中は消化器領域では腹腔鏡下胆のう摘出術に始まり、鏡視下手術を胃がんや、大腸直腸がんに対する腹腔鏡手術にまで広げました。特に胃がんに対する腹腔鏡手術は2009年の外科学会では私の手術のビデオがブースで取り上げられ映像が繰り返し流されました。また肺癌に対する胸腔鏡手術も平成8年から累計250例行いました。
現在はこの経験を基に胃がん大腸直腸がん、肺癌など診断された患者さんに今後の治療はどうあるべきか説明を行い、鉄道病院の消化器内科、呼吸器内科、外科などに適切な科に紹介し治療を受けていただいております。
発熱や咳、咽頭痛など感染症が疑われる方は常時受け付けております。必要であれば新型コロナ、インフルエンザの抗原検査や漢方製剤、解熱剤の投薬をいたします。
高血圧や糖尿病などの投薬を希望される方の投薬は、専門の内科で投薬されたものを継続させて頂きますので、投薬内容がわかるお薬手帳をご持参ください。全く初診で治療が必要と判断した場合は近隣の専門医に紹介させていただきます。