X線を使って乳房のレントゲン撮影をする検査です。
視触診だけでは発見しづらい早期の乳がんや、微細石灰化という小さな粒状の乳がんを見つけることができます。
専用のレントゲン装置で乳房を挟みながら圧迫します。
上下方向、左右方向からそれぞれ撮影します。無理に引っ張る事なく、患者様にも優しい圧迫機能を持つ装置を使います。
痛みには個人差があります。
全く痛みを感じない方もおられますが、多少の痛みを感じる方もおられます。緊張により筋肉がこわばってしまうと引き伸ばしのために若干痛みを感じる場合もあります。
放射線量はとても少ないので危険性はありません。
ただし妊娠中、妊娠の可能性がある方にはお勧めできませんので、超音波検査を受診していただく形になります。
食事制限やお薬などはありません。
ただ乳腺は女性ホルモンの影響を受けやすいので、
生理開始2〜3日以降の乳房が柔らかい時期に検査を受けて下さい。